協会概要 About us
当協会は、スラスラ工法の普及と技術の向上を図り、
防食シートメーカー、材料メーカー、施工会社を会員に
本工法の健全な事業展開を目的として広く活動しています。
協会の沿革
平成9年4月、アンカー付きシートに関する技術開発とその普及発展を目的に
会員5社をもって「アンカー付きシート研究会」が発足。
1年間の研究会活動を通じて会員数は9社となり、本格的に会が始動。
平成11年9月研究会名称を「スラスラ工法研究会」に改名し、
翌12年3月には「スラスラ工法」で(公財)下水道新技術推進機構の技術審査証明を取得。
研究会活動の充実も図られてきたのを期に、平成14年5月「耐食ライニング工法協会」に改名し現在に至る。
平成18年4月より上部団体である 防食シート工法協会 に加盟。
令和5年10月現在、会員は19社。
協会の組織
活動状況
技術部会
社会資本の基礎となるコンクリート構造物が容易に腐食する現状に対し、各方面より多くの対応策が提案されていますが、基本はいかに長くその機能を維持させるかにあります。
技術部会では、これらを基本に次のような研究活動を続けています。
- ライニングシートの品質〔耐酸性、耐アルカリ性、透水性等〕
- コンクリートとの接着および固着力
- 施工方法:耐震補強への適用など
- 施工にまつわるコンクリート防食被覆工法施工管理資格制度(防食シートライニング工法協会として)〔専門技術者、施工技能者〕
施工部会
シートライニング工法における後貼り工法の施工分野について以下のような研究活動を行っています。
- 使用機械・設備に関する研究〔モルタル吹付け機および設備、シート接着機器など〕
- 水密性検査に関する研究〔溶着接合真空検査、ピンホール放電検査〕
- 施工計画・管理に関する研究〔着工から完成までの各段階における施工管理、品質管理、シートライニング作業の安全〕
- 施工例の資料収集
普及・広報部会
日本下水道事業団の「下水道コンクリート構造物の腐食抑制技術及び防食技術マニュアル」の中で、『スラスラ工法』は最も過酷な環境下で、かつ、点検・補修・改築の最も難しい箇所での設計に該当する防食技術(D種)に位置付けられ、(公財)日本下水道新技術機構の技術評価で証明されています。
普及・広報部会では、当協会のホームページを開設すると共に、専門誌、学会誌、協会誌等への広告の掲載等の活動を通じて、広く本工法の普及に努めています。
協会の所在地
〒305-0822
茨城県つくば市苅間515-1安藤ハザマ 技術研究所内
つくばエクスプレス「研究学園」駅より
徒歩 : 改札を出て右側の出口より図の通りご来所ください。(約1km)
タクシー : 改札を出て左側のロータリーよりタクシーにお乗りください。